暑くて食欲がない・・・そんな時に食べてほしいのが、台湾スイーツの緑豆湯(リュードータン)。緑豆で作る冷たいぜんざいのようなものです。緑豆には体を冷やす効果があるほか、美肌効果も期待できるという女性に嬉しい食材。緑豆と砂糖を煮るだけで出来るため、家庭でも手軽にできます。この夏は緑豆湯で綺麗と健康を手に入れませんか?
緑豆湯って何?
緑豆湯(リュードータン)とは、緑豆を砂糖で煮たぜんざいのようなもので、台湾では昔から暑い時期に食べられているスイーツです。ぜんざいより甘さが控えめで、滋味深い味わいです。
豆花(トーファ)にトッピングして食べられることも。屋台でもよく売られているため、台湾旅行で夜市をめぐる時などに探してみると楽しみが広がりますよ。
効能は?
日本で緑豆といえば、緑豆もやしや春雨の原料として知られていますが、緑豆自体が食卓に上ることはほとんどありませんよね。しかし中国や、台湾では食事や漢方の生薬として昔から食べられてきました。
効能としては、体を冷やして熱を取り除く、解毒作用があるとされているため、緑豆湯は暑気払いとして暑い時期に冷やして食べられています。また、食物繊維と鉄分が豊富に含まれているのでデトックス効果や貧血予防も期待ができます。体が冷えやすい方は食べ過ぎないように注意しましょうね。
そもそも緑豆って?
身体の熱を取り除き、食物繊維と鉄分豊富で女性に嬉しい緑豆。元々はインド原産のマメ科ササゲ属の植物です。「青小豆」とも呼ばれており、小豆と良く似た見た目です。英名はムング豆で東アジアから南アジア、アフリカ、オーストラリア南アメリカで栽培されています。(※1)
中国では月餅の餡にしたり、ベトナムではチェーと言われるデザートに甘く煮た緑豆をいれて食べたりとお菓子に使われていますが、他の地域を見ると料理にも使われています。
西アジアでは米と炊き合わせたり、インドではカレーに緑豆を入れたり…。幅広く使えますね。緑豆は小豆のように何度も煮こぼすことも、大豆のように一晩中水に浸すこともせず料理できるので、調理の手軽さも重宝される理由の一つかもしれません。
※1 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A6)
緑豆湯の作り方
さて、緑豆は健康と美容に効き、手軽に調理できる食材!だとわかったところで、早速緑豆湯を作ってみましょう。1~2人で食べきれる少量レシピです。
〈材料〉
緑豆………………………………………………50g
砂糖………………………………………………20g
水………………………………………………350cc
塩……………………………………………1つまみ
<作り方(2人分)>
1.ボウルに緑豆と水を入れ、2~3回水を取り替えながら、水が濁らなくなるまで優しくすり洗いする。
2.鍋に1の緑豆と分量の水を入れ、蓋をして弱火で30分煮込む。
3.味見をして、柔らかくなっていれば火を切り、蓋をしたまま30分蒸らす。
4.30分経ったら、砂糖を加え、今度は蓋を取って弱火で5~10分ほど煮込む。アクが出てきたらこまめにすくい、好みの甘みまで煮詰めたら出来上がり。
子どもと楽しむポイント
あんこ好きな我が家の娘たちですが、見た目が緑色、かつ、お豆ということで口をつけることさえしませんでした…
台湾かき氷や豆花、ベトナムのチェーなどにトッピングなどにすると食べやすいかもしれません。
子どもが食べなくても、ママに作って欲しい理由
子供たちは食べませんでしたが、私自身は時々作って1人で食べています。理由としては食べると嬉しい効果を実感したからです。具体的には、
・むくみがスッキリとれて、顔がシャープに ・便秘解消でお腹もスッキリ ・暑い日に熱ざましのジュースがわりに食べると比べるとダイエット効果に
など。
サプリと比べると安価で手軽に取れ、体の不調を改善してくれる嬉しいスイーツです。
暑い夏の時期はもちろん、浮腫みやすい梅雨の時期には作り置きしたいなと思っております。(体を冷やす作用があるので体が冷えやすい方や寒い時期は注意しましょう)
緑豆・緑豆湯の通販
緑豆湯を作る上で、一番苦労したのは購入場所。大型スーパーや中華食材や輸入食材を扱うお店にはあるようですが、近くのスーパーにもKALDIでも見つけられず通販を、利用しました。
【ゆうパケット 送料無料】【300g】中国産 緑豆 ムングダール ムング豆 価格:450円 |
まとめ
緑豆湯は、暑気払いと解毒作用のある女性に嬉しい台湾スイーツ。手軽に作れるので、是非作ってみてくださいね。
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