柿子餅(シーズービン)は柿の香りが香ばしい西安の郷土菓子【レシピあり】

アジア

せっかくの柿が柔らかくなりすぎた!そんな時に作って欲しいのが柿子餅。シーズービンと読み、中国の陝西省の省都、西安市の郷土菓子です。日本ではあまり見かけませんが、柿と小麦粉を練って作った皮に餡子や金木犀のジャムなどを入れて揚げ焼きにして作るおやきのようなお菓子。柿の香りと香ばしさがなんとも言えず美味しいです。材料も少なく作れるので、柿を柔らかくしてしまった!と思ったらぜひ試してみてください。

柿子餅ってどんなお菓子?

柿子餅(あんこ入り)

柿子餅は中国の西の都、西安にある回民街で食べられている郷土菓子です。柿と小麦粉を混ぜた皮で餡を包み、揚げ焼きにした素朴なお菓子。パリッと揚がった皮にとろりと出てくる餡。口にすると、柿の香りと香ばしさが広がり何とも言えず幸せな気持ちになります。

中の餡は金木犀のジャムとクルミが伝統的。あんこやゴマ、ピーナッツやレーズンなどのバリエーションもあり、ついつい試してみたくなりますね。

何故西安で食べられているの?

完熟の柿

柿子餅に使われる柿は「水晶柿」と言われる品種で、完熟した柿のように柔らかく甘いのが特徴。西安ではこの水晶柿がよく採れ、余ったものを美味しく食べようと作り出されたのが柿子餅だったのではないかと思われます。

西安ってどんな街?

兵馬俑

西安は中国の西の都、陝西省の省都で兵馬俑などの歴史的名所も多く、観光客にも人気の街です。古くは長安と呼ばれ、中国歴代の都として栄えた場所。シルクロードの起点ともなっており、東西文化の中継地点で様々な文化や民族との交流がありました。イスラム教もその中で伝わったもので、伝来は1300年以上前。2016年にモスクが21か所あります。

柿子餅が人気なのは西安の中でも回民街。回民とは日本語でイスラム教徒のことで、回民街はイスラム人街です。現在はイスラム教徒以外の人も多く住んでおり、日本の中華街に似た屋台が並ぶ賑やかな街いだそうです。

柿子餅はそんな屋台の店先で揚げられ売られている、B級グルメのような庶民的なおやつ。肌寒くなった秋の日に、アツアツっと言いながら揚げたての柿子餅を買って食べると想像するとついにんまりとしてしまいそうです。

柿子餅の作り方

横浜中華街のよう賑やかで、食べ物を調理する湯気が立ち上る屋台街を想像していたら、やっぱり食べたくなってきた!ということで柿子餅を早速作ってみようと思います。調べてみましたが、日本語のレシピが見つからず、動画やブログを元にレシピを作ってみました。

柿 ・・・・・・ 1個(正味170g)
薄力粉・・・・・・ 170g~(柿と同量~)
あんこ・・・・・・ 160g(お好みで)
クルミ、黒すりごまなど・・・・・・お好みで

柿子餅の材料

作り方

1、柿の皮をむき、ミキサーなどでピューレ状にする。

2、ボウルに1とふるった薄力粉を入れ木べらで混ぜる。

3、ひとまとまりになったら手で混ぜ、丸める。べたつくようなら薄力粉を加えまとめ、冷蔵庫で30分~1晩寝かせる。

4、多めの打ち粉をふり、3をのせさらに上から打ち粉をふり、8等分する。

5、8等分したものを丸く広げながら餡を包む。写真の様に人差し指と親指で輪を作り、その上に生地とあんこを置いて押し込むように包むと包みやすい。

6、フライパンの底から1cmほどの深さに油を入れ中火にかける。温まったら5を入れて焼き色が付いたらひっくりかえし、火が通ったら出来上がり。

ポイント

生地は柔らかい方が美味しく仕上がります。表面がべとつく状態でも寝かすと扱いやすくなりました。扱えるなら小麦粉は柿と同量か少し多め程度に抑えるとよりおいしくなるのではと思います。

まとめ

西安の郷土菓子、柿子餅は柿が香ばしく香る素朴なお菓子です。柔らかく食べにくくなってしまった柿でも作れるので、ぜひ作ってみてくださいね!

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